デシャンボーにウルフに“プラチナ世代”。大のゴルフ好き・関根勤が語る「ゴルフ自分史」と「注目選手」(みんなのゴルフダイジェスト)

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――スライスはどうやって直したんですか。 関根:当時はゴルフのレッスン番組なんかもそんなにないし、もちろんユーチューブもない時代ですからね。レッスン書としてはベン・ホーガンの「モダンゴルフ」が良いとされていたけど、始めたての素人にはなんだか良く分からないし、ニーアクションとか書いてあるけどできないわけですよ。それで、とにかく左に振れば左に行くから右にスライスしないだろうと素人考えでやってみたら、左に振れば振るほどカットに入ってギュ~ンってスライスするわけじゃないですか。でね、そのうちにフックグリップっていうのがあるということを聞いたので、ちょっとずつ左手をかぶせて握るようにしてみたんですよ。そうしたら、あるとき、スライスしなくなったんです。でも、どんどんかぶせているうちに杉原輝雄さんみたいな構えになっていて。そうしたら今度は逆にフックするようになっちゃってね。それでフックグリップを徐々に戻していって、球も真っすぐに飛ぶようになったんですけれどね。 ――スライスが直ってきてから楽しくなった感じですか。 関根:そうですね。ひどいスライスをしなくなって100前後で回るようになってから楽しくなってきましたね。ハーフ50を切ったのは、23歳の時です。 ――社長に「君もゴルフをやって人生を学びなさい」と言われたその一件は、どうなったんですか。 関根:言われた時が21歳だったから、そのときは意味が分からなかったんですよ。それが27歳のときに、僕は今でもハッキリと覚えているんだけど、芦ノ湖カントリークラブでプレーしている時に、悟ったんですよ。それまではOB打ったりミスをしたりすると、自分に「何やってんだ!」と怒ったり、ひどくガッカリしたりしていたんです。でもそのラウンドでOBを打った、そのときにね、何故かそれを受け容れる自分がいたんですよ。「当然じゃないか」と。そんな週に一回も練習しない奴が、2~3か月に一回のラウンドでOB打つなんて当然だと。ジャンボ尾崎なんか、毎日何百発と球を打ち、あれだけ日々研鑽を積んでいてもなおOBが出るんでだから。そんな、僕らがOB出すなんて当たり前じゃないか。OB出して何を怒ってんの? って、思えるようになったんですよ。 ――いきなり、どうしたんですか? 関根:いや、分からないけど、なんか、俯瞰で観れるようになったんですよ。 ――それって

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(2020/07/05)