世界各地で再ロックダウンの動き、スペイン・カタルーニャや豪メルボルン(BBC News)

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スペイン北東部カタルーニャ自治州政府は4日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて一部地域でロックダウン(都市封鎖)を再開した。豪メルボルンでも集合住宅で集団感染が確認され、住民に外出禁止令が出るなど、世界各地で新たな感染を抑える動きが始まっている。 カタルーニャ州のクイム・トッラ知事は、4日午後からバルセロナ西郊セグリア地区への出入りを禁止すると発表。住民21万人に影響が出るという。 人口750万人の同州は、スペインで最も新型ウイルスの被害が大きい地域。州政府によると、3日時点での感染者数は7万2860人、死者数は1万2586人に上っている。 4日にはさらに死者2人と新規感染者400人が確認された。うち155人はセグリア地区の都市リェイダでの報告。 スペイン全体での感染者はこれまでに25万人以上、死者は少なくとも2万8385人に上る。 スペインは夏の行楽シーズンに向けて、イギリスや欧州連合(EU)加盟国に対して国境を開放したばかり。 セグリア地区では今後、10人超の集会が禁じられるほか、介護施設の入居者を守る特別策が講じられる。 リェイダには3日に、105人を収容できる仮設病院が設置された。 セグリア地区で活動するジャーナリストのサラ・カナルズ氏によると、最新の報告では21人が病院で治療を受けており、うち6人が集中治療室に入っている。 「ロックダウン再開は性急すぎると思う人がいるかもしれないが、経済再開との正しいバランスを見つけたいという気持ちと、安全を確保したいという気持ちが同時にある。カタルーニャ当局は地域をロックダウンし、新たな流行がどのように推移するかを見ている」 リェイダに隣接するアラゴン州でも先月、ウエスカ県の農業従事者の間で新型ウイルスが流行したため、一部地域で再び移動の制限などを課した。 ■豪では集合住宅で集団感染 豪メルボルンでは4日、集合住宅で集団感染が確認され、9棟の住民計3000人に最低5日間の外出禁止令が出た。この集合住宅では少なくとも2棟から23人の感染者が出ている。 メルボルンは現在、12地区で「第3段階」の制限を行っている。対象となる地区では通勤、通学、運動、医療・介護、日用品の買出し以外での外出が禁じられている。 しかし、フレミントンとノース・メルボルンにあるこれらの集合住宅では「厳格なロックダウン」

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(2020/07/05)