変わるHKT、いきなりアカペラでライブ再開 聴かせる4曲、被災地にメッセージも(西日本新聞)
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HKT48が5日、新型コロナウイルスの影響で休止していたパフォーマンス活動を再開した。福岡市内のレッスン場で配信限定のライブ「HKT48 THE LIVE~STUDIO LIVE SONG Vol.1~」を開催。いきなりアカペラで最新シングル「3-2」の収録曲「青春の出口」を披露、その後もハーモニーに力を入れた3曲を歌い、HKTの新たな一面をアピールした。
【写真(4枚)】再開ライブでハーモニーを披露するメンバーたち
メンバーのレッスン風景を写した約10分の動画の後、アカペラで「青春の出口」の歌い出しを歌う坂本愛玲菜、村重杏奈、坂口理子が登場した。手には何も持たず、歌声を拾うのは床に設置された集音マイクのみ。3人が時に顔を見合わせながら、見事なハーモニーを決めた。
最初の1曲を歌い終えた後、センターに立った坂本が「熊本、鹿児島で豪雨被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の無事を祈りつつ笑顔をお届けできたら」と、九州南部を襲った豪雨の被害者にメッセージを送った。
この日出演したのは、6月から新たな講師の下で実施しているボイスレッスンで高い評価を受けた9人。冒頭の3人に続き、豊永阿紀、上野遥、熊沢世莉奈の3人が「波音のオルゴール」をしっとりと歌った。3曲目は田中美久、秋吉優花、田島芽瑠が歌う「桜の木になろう」。ここから、森保まどかがキーボードで伴奏として参加。2組とも、ユニゾンやソロパートだけでなく、見事なハーモニーも決めてみせた。
「HKT48も結成からもうすぐ9年。どんなにつらい時も苦しい時も、うれしい時も楽しい時も、ずっとずっとメンバーとファンの皆さんと一緒にやってきた。メンバーにもなかなか会えなかったし、ファンの皆さんにも会えなくて寂しいけど、また会える日が来たら、たくさんほめてください。今日のために、たくさん練習してきました」
村重杏奈の言葉の後に披露されたのは、AKB48の「あなたがいてくれたから」。多くのメンバーを見送ってきた名曲を、森保のピアノに乗せ、村重、坂本、坂口の3人が思いを込めて歌い上げた。
「(卒業生の)植木南央を思い出しちゃった」。歌い終えた村重が涙を見せると、坂口も声を震わせながら「一番は、今見てくださっているファンの皆さんがいてくれたから、というメッセージだった。この気持ちが皆さんに届いてくれてい