安部トシ子さんの花嫁相談室「ことごとく彼と意見が合わなくてブルーです」(25ansウエディング)

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 ふたりの意見がどうしても合わないときは、担当プランナーさんに、あいだに入ってもらいましょう。その理由は、冷静に俯瞰で見ることのできるプロの目が役に立つからです。ウエディングというのは、トータルで見たときのバランスが大切です。会場装飾にしても、お花はこれ、テーブルクロスはこの色が好きとバラバラに選んでいくと、統一感のない印象になってしまいます。例えばあなたが「お花はロマンチックなものがいい」と思い、全体の雰囲気もそれに合っているのに、彼が「いや、僕はもっと大人っぽい雰囲気がいい」と主張したとします。そこで「そのマッチングは不自然ではないですか?」と、結婚式のプロになぜミスマッチなのかを説明されたら、彼も納得できるのではないでしょうか。ただし、それは彼だけではなく、あなたも同様です。   ひと昔前までは、結婚式の主役はなんといっても花嫁でした。男性は「全部任せるよ。好きにしていいよ」と、準備にも口を出さない人が多かったのですが、今はふたりが対等に主役の「平等婚」が一般的。そんなふたりのあいだでは、花嫁はこれにこだわる、花婿はこれというように、フィフティ・フィフティでいくのが理想です。あなたが50%主張をしたら、あとの50%は彼のものと考えて、それぞれがこだわりたい内容を、ふたりでしっかり確認し合ってください。   ストレスを抱えているなら、ふたり揃って相談に行くのではなく、ときにはあなたひとりで「こんなふうに、いつも揉めてしまうんです」とプランナーさんに悩みを打ち明けるのも一案です。どんなことで揉めていて、何が不安なのかがわかれば、「では打ち合わせのときに、話し合ってみましょう」と時間を設けることもできます。   その際、既に決めてしまったことにズレがある場合は、そこに至るまでの経緯も説明するようにしましょう。「こういう理由があってこれを選んだ」という経緯がわからないと、いくらプロでも的確なアドバイスはできないのです。   例えばお花にしても「結婚式にその花を飾るのが夢だった」とか「彼に最初にもらった花束のお花だから」というような深い思い入れがあるのか、それとも単にお花屋さんに薦められて決めたのか。そんな経緯を知ると理解しやすくなります。   ふたりの好みが分かれるのは、珍しいことではありませんが、それをふたりだけで解決しようとすると、どうしても煮詰まってしまいます。

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(2020/07/05)