【BCリーグ】今季2度目の有観客試合は富山が降雨コールドで勝利 田畑一也監督「観客に見られていると力になる」(スポーツ報知)
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BCリーグの富山GRNサンダーバーズは5日、県営富山野球場(富山市)で石川ミリオンスターズと対戦し、6ー1(6回降雨コールド)で勝利した。同リーグでは、6月20日の富山対石川戦以来となる有観客試合で、273人のファンが観戦を楽しんだ。7回直前に突然の大雨で試合が中止となったが、富山の石田宝輝内野手(22)がヘッドスライディングで水浸しの内野グラウンドを1周して会場を盛り上げた。田畑一也監督(51)は「無観客の試合でもやることは同じだが、見られていると力になる。今日はいいところばかり出ました」と笑顔で振り返った。
この日のヒーローは、新5番・門屋龍征左翼手(23)だ。6月20日の開幕戦で3ランを放って調子を上げ、打順は7、6、5番と徐々に上昇。門屋は「今日の打順はどこかなと思って、スコアボードを見て気づいた」と苦笑い。1―1の4回2死一塁では、豪快な左越え2ランを放って勝ち越しに成功。「一塁を回った時から歓声が聞こえてきた。いい雰囲気の中で、プレーしやすい」とファンの後押しに感謝した。
4~5月のチーム練習自粛の期間中は、元巨人の長江翔太コーチ(28)からスイング指導を受けてきた。「密かにホームラン10本を狙っています。観客が多いと、空回りするタイプなんですが、成長できているのかな」と門屋。球場に訪れるファンと共にコロナ禍を吹き飛ばす。(中田 康博)