ボーイング、2500機目のAH-64納入 米陸軍向けE型(Aviation Wire)

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 ボーイングは、2500機目のAH-64「アパッチ」戦闘ヘリコプターとなる最新型AH-64Eを、米陸軍にアリゾナ州メサでこのほど引き渡した。  AH-64は最初のモデルAH-64Aが1983年9月30日にロールアウト。1984年1月にボーイングと合併前のマクドネル・ダグラスから米陸軍に引き渡された。ボーイングによると、これまでにA型が1997年までに937機、D型「アパッチ・ロングボウ」が1997年から2013年までに1000機以上、2011年10月から納入が始まった最新のE型は、500機目を今年4月に引き渡している。  E型は当初AH-64D Block IIIと呼ばれていたもので、2012年にAH-64E「アパッチ・ガーディアン」に改称。艦船の検出と識別にも対応した火器管制レーダーなどシステムのアップグレードが行われ、複合材を使ったメインローターブレードなどを採用することで、攻撃力を向上させただけでなく生存性や保守性、同盟国との相互運用性などを高めた。E型は米陸軍のほか、英国、オランダ、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、カタール、クウェート、インド、インドネシア、韓国が採用している。  ボーイングでは、今後計画されている近代化改修により、2060年以降もAH-64が世界最高のマルチロール攻撃ヘリコプターであり続けるとしている。  日本では、陸上自衛隊がAH-64Dを当初62機を調達予定で、2006年3月15日に初号機を当時の防衛庁が受領。その後、機体価格の高騰などを理由に13機で調達を打ち切った。2018年2月5日に佐賀県神埼市の民家に陸自目達原駐屯地所属の1機(機番号74502)が墜落し、乗員2人が亡くなり、民家の女子小学生がけが負った。

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(2020/07/05)