薩摩、大隅、種子、屋久 ６日にかけ土砂災害に警戒（MBC南日本放送）
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九州南部では梅雨前線が６日にかけて北上する見込みで、大雨となるおそれがあります。薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、土砂災害に警戒が必要です。
気象台よりますと、九州南部にある梅雨前線は６日にかけて九州北部付近まで北上し、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
このため、薩摩、大隅地方では５日夜のはじめ頃から６日昼前にかけて非常に激しい雨が降り、種子島・屋久島地方では６日夕方にかけて激しい雨が降る見込みです。
６日午後６時までに予想される降水量は、いずれも多い所で１時間に薩摩、大隅地方で６０ミリ、種子島・屋久島地方で４０ミリ、２４時間に薩摩、大隅地方で２５０ミリ、種子島・屋久島地方で１８０ミリです。
さらに７日午後６時までに予想される降水量は、２４時間に薩摩、大隅地方で１００から１５０ミリ、種子島・屋久島地方で５０から１００ミリです。
降り始めから５日午後４時までの総降水量は、鹿屋市吉ケ別府で３８７ミリ、鹿屋市寿で３７９ミリ、さつま町紫尾山で３６６ミリ、指宿市で３６５ミリ、伊佐市大口で３６３ミリに達し、各地で３００ミリを超えています。
これまでの記録的な大雨で地盤が緩んでおり、気象台は土砂災害に警戒するとともに低い土地の浸水や河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
