【1975年の7月5日】ウィンブルドン女子ダブルスで沢松和子が日本女子初優勝(スポーツ報知)

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 新型コロナウイルスの影響で、今年のテニス4大大会第3戦、ウィンブルドン選手権(英ロンドン)は戦後初の中止になった。予定通りならば恒例の休養日「ミドルサンデー」を迎えていた会場には、歴代優勝者の名前が並ぶボードがある。沢松和子は1975年7月5日にアン清村(米国)と組んで女子ダブルスを制し、ボードに名を刻んだ最初の日本人である。  沢松は日本女子テニス界の第一人者として、国内192連勝、69年全仏、ウィンブルドンのジュニア優勝など数々の金字塔を打ち立てた。そのキャリアの頂点とも言えるのが引退すると決めていた1975年のウィンブルドンだった。シングルスでは3回戦敗退に終わったが、ダブルスは順調に勝ちあがっていった。日本テニス協会のインタビューに「ラッキーなことに、私たちに当たる前にシード選手が負けてくれたので勝ち進むうちにチャンスがあると思いました」と答えている。  センターコートで行われた決勝は、強豪のデュール(フランス)、ストーブ(オランダ)組と対戦し、7―5、1―6、7―5で勝利した。試合の模様が衛星中継で放映された日本で、その日、杉山愛が生まれた。杉山がキム・クライシュテルス(ベルギー)と組み、沢松と同じ栄冠を手にするのは28年後のことである。

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(2020/07/05)