“キング・オブ・ヨーデル”のウィリー沖山さん死去 １８年にはコンサートを開催も力尽く（スポーツ報知）
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“キング・オブ・ヨーデル”として活躍したウィリー沖山さん（本名・沖山宇礼雄）が亡くなっていたことが５日、所属事務所を通じて発表された。８７歳だった。６月２８日に老衰のため亡くなった。葬儀は近親者のみの密葬で行われた。
所属事務所によれば、ウィリーさんは今年に入り、誤嚥（ごえん）性肺炎をきっかけに入退院を繰り返していたという。新型コロナウイルスへの感染は見られなかった。
ウィリーさんは１９３３年、横浜で米国人の父と日本人の母との間に生まれた。学生の頃からプロとして活躍し、日本全国の進駐軍キャンプを回って美声を披露していたところ、ヨーデルと出会い、独学で習得。歌唱力と技術を買われ、ヨーデルの名曲「スイスの娘」でレコードデビューした。
１９８５年ごろからは、フジテレビ系バラエティー番組「オレたちひょうきん族」やＴＢＳ系バラエティー番組「さんまのからくりＴＶ」など、テレビ番組芋出演。近年もＮＨＫ「歌謡コンサート」などで歌声を披露していた。
２０１４年８月に難病の膠原（こうげん）病に倒れ、体を動かすこともできなかったが、リハビリを経て２０１８年６月には復活コンサートを開催し、ファンに復活した姿を見せていた。
