熊本の老人ホームが浸水、14人心肺停止 九州大雨(BBC News)

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九州地方で4日、停滞する梅雨前線の影響で記録的な大雨となり、土砂崩れや大規模な河川の氾濫に見舞われた。熊本県球磨村では老人ホームが浸水し、少なくとも14人が心肺停止となっている。 大雨の影響で数万人に避難指示が出ている。熊本県を流れる球磨川の堤防は決壊した。 現地での救助がひっ迫していることから、安倍晋三首相は自衛隊1万人の派遣を命じた。 安倍首相は「九州地方で5日にかけて断続的に大雨が降り続く可能性があり、引き続き最大限の警戒を続ける必要がある」と述べた。 この大雨で、熊本県と鹿児島県が最も甚大な被害を受けている。 熊本県の蒲島郁夫知事は4日、記者団に対し、同県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」で14人が「心肺停止の状態」で見つかったと述べた。 また、津奈木町福浜の土砂崩れ現場で、2人が心肺停止の状態で見つかった。 安倍首相は「これまでに球磨川の氾濫や、土砂災害が複数発生しているほか、土砂崩れに巻き込まれた可能性のある方の情報が寄せられている」と述べた。 ほかにも行方不明者がいるとみられるが、人数の公式発表はまだない。 球磨川にかかる橋が川の氾濫で流失したことが確認できる動画もある。また別の複数画像では、車や住宅が浸水している様子が見てとれる。 気象庁は4日午前の記者会見で、熊本県と鹿児島県で「これまでに経験したことのないような大雨となっている」とした。 熊本県芦北町の自営業、山田春加さんは共同通信に対し、「大きい木や家の一部が流され、ぶつかる音が聞こえた。ガスや下水のにおいも充満している」と語った。 NHKは、芦北町滝ノ上地区で8棟程度の住宅が水に流されたとの情報があると伝えた。 (鹿児島県と熊本県芦北町の位置関係) (英語記事 Fears for nursing home amid massive Japan floods)

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(2020/07/04)