7月からレジ袋が有料化 「脱プラスチック」に向けて(TOKYO MX)

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TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。6月19日(金)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、化学講師の坂田薫さんが“脱プラスチック”について述べました。 ◆脱プラスチック、意識できていますか? 7月1日からレジ袋の有料化が始まるなか、コンビニエンスストア「ファミリーマート」はレジ袋を辞退したお客さんに対し、割引クーポンと交換できるエコスタンプを渡すサービスを開始します。税込200円以上の会計を対象にスタンプが1個貰え、30個ためると対象商品の割引クーポンが貰えるとしています。これにより、「ファミリーマート」はレジ袋の辞退率を昨年度の3割から早期に6割まで引き上げたい考えです。 環境省のデータによると、日本のプラスチック廃棄量は年間約940万トン。そして、現在大きな問題になっている「プラスチック容器包装」の1人あたりの廃棄量はアメリカに次いで第2位。 また、廃棄量940万トンのうち約25%がリサイクルで、約6割は「熱回収」。これはプラスチックから熱を回収するのですが、さまざまな利点があり、今後注目だそう。そして、残りは未利用で「そのまま埋め立てたり、ただ燃やしたりという状態」と坂田さんは解説。しかし、約25%がリサイクルとはいえ、国内で再利用されているのは4%程度。ほとんどが輸出されている現状に、「再利用が定着していない問題も、日本は抱えている」と指摘します。 そんななか環境省は2019年に「リサイクル循環戦略」を策定し、2030年に向けた目標を立てましたが、今回坂田さんはそのなかから3つをピックアップ。 1つ目は「ワンウェイプラスチック25%削減」。“ワンウェイプラスチック”とはレジ袋のような一度使うと用途がなくなるもので、「そういったものに価値を付けることで使う量を減らしていく」と坂田さん。さらには代替品の開発なども進められており、最近も紙製のお皿やスプーンが発表に。通常、紙製のお皿は耐水&耐油性を持たせるために表面にプラスチックのフィルムが貼られていますが、新たな紙皿ではプラスチックは使用しておらず、表面に食品に問題のない塗料を吹きかけることで普通の紙製品と同じようにリサイクル可能。 2つ目は「容器包装6割をリユース・リサイクル」。現在多くの企業がさまざまな対策を打ち出

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(2020/07/04)