【甲府】終盤に追いつかれ開幕3戦連続ドロー、伊藤監督「勝ちきるゲームをしていかないと上位にはいけない」(スポーツ報知)
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◆明治安田生命J2リーグ▽第3節 甲府1―1松本(4日・サンアル)
甲府は敵地で松本と1―1で引き分け、今季初勝利はならず。開幕から3試合連続ドローの勝ち点3となった。
電光石火の一撃だった。前半2分、FWジュニオールバホス(27)が、こぼれてきたボールをスピードに乗ってマイボールにすると、相手を1人かわして右足を振り抜いた。「ゴールを決められてうれしかった」と自身2018年11月以来となるリーグ戦の得点でいきなり試合を動かした。
松本に押し込まれる時間帯も多い中、GK岡西宏祐(29)を中心に粘り強い守備を見せた。しかし、後半41分に相手のクロスからオウンゴールで失点。勝ち点3を逃し、伊藤彰監督(47)は「最後、僕自身がオーガナイズを変えるのが遅かった。選手たちは頑張ってくれていた。僕の責任です」と振り返った。
リーグ再開となった前節の新潟戦(6月27日、3△3)は、試合終了間際に追いついての勝ち点1だったが、今回は逆に追いつかれての勝ち点1。J1昇格を目指す上でも早く勝利は欲しい。指揮官も「勝ちきるゲームをしていかないと上位にはいけない。次のゲームに向けて、チーム全体で話しながらやっていきたい」と次節のホーム・金沢戦(11日)を見据えた。
バホスも「できるだけたくさんゴールを決めて、勝ち点3に貢献できるように頑張りたい。細かいところを修正して、次に勝ち点3を取れるようにしたい」と前を向いた。次こそ今季1勝を手にすべく、チームを作り上げていく。
△MF中村亮太朗(大卒ルーキーが先発でプロデビュー)「今まで戦ってきた舞台とは違いました。まだまだこの環境、雰囲気に慣れていかないといけない。自分は攻撃が持ち味ですが、チームとしても個人としても、うまく攻撃につなげられなかったのは、ボランチとしてまだ力不足だと感じました」