“九州ダービー”は大分が2-0で鳥栖に競り勝つ!交代出場の田中達也が2発と片野坂采配が的中(SOCCER DIGEST Web)

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 ついに再開されたJ1リーグは7月4日、全国各地で第2節の9試合を開催した。昭和電工ドーム大分で行なわれた大分トリニータ対サガン鳥栖の“九州ダービー”は2ー0でホームの大分が勝利を収めた。  先週のJ2、J3に続きついにJ1も開幕を迎えた。再開から2節は観客を入れない“リモートマッチ”で、当面は近隣からのマッチメイクが行なわれる。またコロナ対策の為、今季はハーフタイムを除き最大3回、5人の交代枠が認められているほか、ボトルの共有が認められないため、前後半1度ずつの飲水タイムが設けられている。  昨季と同じ3-4-2-1の布陣でスタートさせた大分は、右のシャドーに福岡大在学中の特別指定選手の井上健太を起用した。井上はこれがJリーグデビューとなった。  対する鳥栖は、4-1-2-3の今季からの新布陣で挑む。新加入4選手によるディフェンスラインに加え、開幕戦と同じくユース出身の二人の19歳、松岡大起がアンカー、本田風智がインサイドハーフで先発した。  試合立ち上がりは、アウェーの鳥栖が攻勢を見せる。中断前の開幕戦では出場機会のなかった新加入FWのレンゾ・ロペスが個人技から果敢に大分ゴールに迫る。さらに24分には右のCKから変化をつけた攻撃を見せる。ペナルティエリア手前でボールを受けた本田が強烈なミドルシュートを放つが、これは相手GKにセーブされてしまう。  飲水タイムを挟んで以降は、大分の昨季同様パスワークを披露するものの、決め手に欠け0-0のまま試合が推移した。    後半に入ると両監督が動きを見せる。そのなかでも起用に応えたのは、大分の田中達也だった。  66分には待望の先制点を奪う。GK高木駿からのフィードに反応したワントップの知念慶が敵陣左深い位置でこれを収めると、後方から走り込んできた香川勇気に繋ぐ。香川は、落ち着いて中を見ながらクロスボールを供給すると、中央に入り込んでいた田中がヘディングで合わせて、1-0と先制する。中断前から合わせて大分は今季公式戦初得点となった。  負けられない鳥栖も、ベテランの長身FW豊田陽平なども投入し、最後まで攻め続けるものの、ゴールが遠く、前掛かりになったところに、カウンターから田中にこの日2点目を許してしまう。  リードを広げた大分はスコアこのままに試合終了を迎えた。この結果、2-0で大分が勝利を収め、今季初の勝

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(2020/07/04)