傳谷英里香「対応力、瞬発力が重要」演じることへの課題とは:インタビュー(MusicVoice)

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――傳谷さんは役に臨むにあたって、ご自身でその役や世界観について調べると以前お話ししていたのですが、今回はどんなことをご自身で調べたのでしょうか。  今回は警察学生としての過ごし方だったり、普段どんなトレーニングをされているのかなどを、調べました。それに加えて制作の方から所作実習の時間をいただけて、本格的に警察学生として、訓練を行う時間もあったんです。訓練は厳しくやっていて、ちょっとでも違う人がいたりすると激しく大きな声も上がっていました。 ――実習もやられたんですね。  その中で敬礼の角度や形、脱帽に関してもどれだけ時間を短くするか、といった体の軸を大切にする訓練が難しかったです。団体でやっているので一人が失敗してしまうと、団体責任でもう一度やったり。誰かが怒鳴られているのは気持ちの良いことではないんですけど、警察学生として指導を受けていることが実感できた瞬間でもありました。 ――警察のドラマということで、「正義」というワードが浮かび上がるのですが、傳谷さんの中で正義とはどんな認識がありますか。  鷹木真琴としては、正義と悪という場面に直接触れる機会は、演技の中ではあまりないんです。でも、日頃正義というものに対して思っていることは、悪というものは存在していなくて、正義と正義がぶつかる中で、多数の人が共感した方が正義になってしまう、というのが私の考えなんです。  なので、固執した目で見る、この人が言ったから正しいということでもなく、しっかり自分で確認して知った上で、何が正義なのかというのを判断したいと思っています。ニュースとか普段見ていても思うのですが、誰にでも正しさはあると思いますし、だからこそ基準が難しいんですけど。ただ自分の正義を持つことも大切なことなんだと思います。 ――自分をしっかり持つことが重要かもしれませんね。さて、今回役作りとして13年振りにショートカットにされました。他のインタビューでも「新鮮」だったと感想を述べられていましたが、逆にロングヘアへのこだわりはあったんですか。  こだわりと言いますか、切るきっかけがなかったんです(笑)。私を知ってくださる方々の中では、傳谷英里香=ロングヘアというイメージがあったと思っていて、それも大きいかもしれません。皆さんがそう思っているというのを理解していたので、普通に過ごしている中でショートにす

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(2020/07/04)