廣瀬俊朗──人との繋がりにありがたさを感じる良い機会【GQ JAPAN連載特集:希望へ、伝言】(GQ JAPAN)

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──現在の日常について教えて下さい イベントなど仕事もほとんどなくなったので、いまは家に居続けています。生活スタイルが大きく変わった感じですね。餃子を焼いたり、スムージーをつくったり、前もたまにやってはいたんですけど、頻度が増えた感じです。 去年はラグビーW杯があって自分でも働きすぎと思っていたので、どこかで休憩したいという気持ちはあったんですけど、この自粛期間に家族との時間が増えたのはすごくよかったと思います。奥さんと過ごせたこともそうですし、子どもに勉強させたりできたのはよかったと感じます。子どもがどう思っているかはわかりませんけど(笑)。 でもコロナの対策を経て、働き方は変わるんだろうなと思っています。この取材もオンラインですけど、僕はもともと「ビジネス・ブレイクスルー」という大学に通っていて慣れていたし、個人的にもっと普及すると思っていました。実際は相手側のオンライン環境が整っていないこともあって、「会いましょう」みたいなケースが多かったんです。 でも強制的にとはいえ、オンライン会議をやらざるを得なくて、「意外といけるやん」「オンラインでやりましょう」みたいになっていると思うんです。そうやって時間の使い方がうまくなっていくんじゃないかなって。他には、働かないことが怖かったんですけど、休むことに対して免疫がついた感じはします。だから前よりうまく働ける気はしますね。 ──書籍、映画、音楽、料理など、感銘を受けたものがあれば教えてください いま論文を読んでいてリーダーシップについて勉強しています。観た映画は『ワンダー 君は太陽』。アメリカの映画で、ジュリア・ロバーツが出演しています。自宅学習をつづけていた10歳ぐらいの障害児が両親の励ましを受けてがんばって学校に行くというストーリーで、人の温かみとか、サポートとか、親の愛情とか、いろいろ考えさせられます。 映画は飛行機のなかで観たかなっていうくらいで、普段は観ません。飛行機のなかでも仕事をしちゃってるんで。機内でも映画観ながらなんかしちゃうタイプなんですけど、久々に何もしないで映画を観ましたね。 ──活動が制限されているアスリートにアドバイスを送るとしたらどんなものでしょうか? ジョギングや散歩は許されているので、最低限のコンディショニングをキープすることです。社会が大変な状況でアスリートとしてで

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(2020/07/04)