<新型コロナ>松戸市の専門学校でクラスター発生 千葉県の累計感染者1000人超え(千葉日報オンライン)
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千葉県は4日、松戸市の北原学院歯科衛生専門学校で、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。クラスターは県内10カ所目。3日までに学生2人の感染が確認されており、4日新たに4人の感染が判明した。他に柏市で2人、茨城県で4人の感染が確認されており、計12人の感染が判明。学校は6月29日から休校となっている。4日に千葉県内で判明の感染者は計16人で経路不明が4人。県内で確認の感染者は累計1007人に増えた。
柏市は市内在住で、同校の20代女子学生2人の感染を発表。2人はいずれも軽症。市によると、2人は県の検査で6月28日に感染が判明した市内在住の20代の女子学生とクラスメート。7月1、2日に38度台の発熱やのどの痛み、鼻づまりなどの症状が出て、2日に市内の医療機関を受診した。2人は入院に向け調整中。市は2人の同居家族の検査を実施予定。
県によると、同校は昼と夜間の2コースがあり、375人が在籍。これまでに判明の12人はいずれも昼のクラスに所属し、接触があった。千葉県や茨城県などは、これまでに同じクラスの77人を検査。今後、同じ教室を使った夜間コースの学生や教員ら約60人を検査する予定。
同校では座学の他、校外での実習などもしていた。既に消毒を済ませており、千葉県は感染症の知見を持った職員を派遣し、再発防止のための指導や感染経路の特定を進めている。
県の独自指標は3項目全てで基準値を超え「警報」目安となったが、県は「クラスターの発生イコール警報という考えではない」と警報発令はしない方針。病床に余裕があり、感染経路が分かっている感染者が多いことなどが理由だ。最近は若年層の感染が目立つとして「若者は行動範囲が広く人にうつすリスクがある」と警戒を呼び掛けた。
県は他に6人分を発表。浦安市の40代会社員女性と20代アルバイト女性は親子。会社員は都内で倉庫の作業員をしている。同居の息子の感染が判明済み。市川市の30代自営業男性は県内で飲食店を経営し、同店の従業員の感染が判明している。浦安市の20代アルバイト女性と20代無職男性はきょうだい。同居の母の感染が判明している。10代女子生徒は国外の実家から2日に帰国。3日に感染が分かった。
千葉市は20~40代の男女3人の感染が判明したと発表した。いずれも感染経路は不明。うち40代無職男性