ミスターに肩並べた巨人・原監督「まだまだ志半ば」(東スポWeb)

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 巨人・原辰徳監督(61)がミスターに肩を並べた。4日の中日戦(東京ドーム)に丸の2号3ラン、3号2ラン、坂本の2戦連発となる3号ソロなど一発攻勢で7―3と快勝。監督通算1034勝となり長嶋茂雄終身名誉監督(84)に並んで巨人の歴代2位となった。  最後のマウンドを締めた澤村からベンチ前の出迎えでウイニングボールを手渡されると原監督はきょとんとした表情を浮かべた。勝利インタビューで長嶋氏に並んだことを知らされると「だから澤村がボールをくれたのか」とようやく、ふに落ちた。  監督14年で積み重ねた1034の白星。メモリアル勝利をリーグ10勝一番乗りの3連勝で達成した原監督は「監督という部分では素晴らしい選手たちに恵まれた。コーチも含めてですね。本当の意味で裏方の中でやった通過点だと思うんですが、感謝感謝ですね」と振り返った。  この日の勝利で日本歴代監督勝利数では12位タイ。球団歴代1位の同11位・川上哲治氏の1066勝にもあと32勝に迫った。  そんな指揮官の節目の勝利を彩ったのが「サカマル砲」だ。初回、無死一、二塁で丸が右翼席に技ありの2号先制3ランを放つと、2回に坂本が2戦連発となる3号ソロ。5回には再び丸が右中間へ3号2ランを叩き込み6点の大量リードを奪った。  しかし、左太ももの張りのため3回無失点で降板した田口に代わり緊急登板した2番手・鍬原が6回に3失点。楽勝ムードから一転して嫌な展開となる。  そんな悪い流れをすぐさま自軍に引き寄せたのも丸のバット。7回無死一塁でこの日、6打点目となる右中間突破の適時二塁打でとどめを差した。丸は「シーズン序盤から足を引っ張ってきた分、取り返せるように、またしっかりと一日一日、頑張っていきたい」と口元を引き締めた。  試合後、長嶋氏から「原監督の指揮官としての力量を考えれば、驚くことではないと思います」と祝福コメントをもらった原監督は「まだまだ志半ばというところでね」と前を向いた。目標であるリーグ連覇、そして日本一奪還まで感傷に浸っている暇はない。

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(2020/07/04)