新潟ファビオ2発も本拠開幕戦完敗、守備改善急務に(日刊スポーツ)

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<明治安田生命J2:新潟3-5金沢>◇第3節◇4日◇デンカS ホーム開幕のアルビレックス新潟はツエーゲン金沢に3-5で大敗。J1時代の09年の第2節鹿島アントラーズ戦(2○1)以来、11年ぶりのホーム開幕戦勝利とはならなかった。 前半はFWファビオ(23)の2得点、後半はFWに入ったシルビーニョ(30)のPKによる得点で粘るも逆転することはできなかった。新潟は今季初黒星で勝ち点は4のまま。ここ2試合の失点は8となった。複数得点を取れているだけに次節松本戦(11日)までに、守備の改善が急がれる。    ◇   ◇   ◇ スタジアムにはサポーターの歓声ではなく、朝から降り続く雨がむなしく鳴り響いた。新潟は前半5分、FWの位置に入ったシルビーニョ(30)のクロスに、FWファビオ(23)が左足で合わせ先制する。だが今季ここまで無得点の金沢に、前半だけで4点を献上。守備のもろさを露呈した。 アルベルト監督(52)は前節ヴァンフォーレ甲府戦(6月27日)での3失点を改善しようと、この試合へ向け、守備面での対策を練っていた。両サイドからのクロスを警戒するため、前半はMFゴンサロ・ゴンザレス(26)が最終ラインに加わったが、それが逆効果。チーム全体でゴール前でのプレッシャーが甘くなり、9分にFWルカオ(24)、18分DF下川陽太(24)に簡単にミドルシュートを打たせてしまった。 この試合唯一の収穫はファビオの2得点。前半5分の先制点は左足ダイレクト、前半36分には高さを生かしたヘディングで存在感を示した。アルベルト監督からは「守備をしない選手は使わない」と言われ、守りでも懸命に走り回った。これでFW渡辺新太(24)に並び、今季3得点。新潟のサッカーに順応してきた。 リーグ戦再開後、先制点を奪った後の試合の進め方、集中力、メンタルの切り替えなど、ウイークポイントが浮き彫りになった。次節のホーム松本戦までの期間に修正できるかが、試される。【小林忠】 ○…FWで出場のMFシルビーニョが「みそじゴール」で2試合連続ゴール。前節甲府戦で20代最後のゴールを決めており、後半27分MF高木善朗(27)が獲得したPKを冷静に沈め、30代初ゴールを挙げた。前半にはファビオの先制ゴールもアシストするなど好調をキープしている。次節で3試合連続ゴールと勝利を目指す。

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(2020/07/04)