PCの自作に欠かせない電源ユニットの「変換効率」ってなんなの?(ギズモード・ジャパン)

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自作PCの世界では、電源ユニット(PSU)は、地味ながら実はとても大切なパーツです。 【全画像をみる】PCの自作に欠かせない電源ユニットの「変換効率」ってなんなの? パーツすべてに給電し正しく動作する電力を計算するのは、たいてい自作パーツ選びの最終段階。しかも、いちばん面倒です。各パーツの消費電力はさまざまで、PCが大型で高速になるほど必要な電力も増えます。最新のCPUであるIntel Core i9-10900Kは、それだけで250W以上の電力を食い、Nvidia (エヌビディア) のグラフィックスカードRTX 2080 Tiも同じくらい大食いです。システムが大食いなら当然、必要な電源供給ユニット(PSU)も大きくなります。では、どのくらい大きくなるのでしょうか。あるいは、計算の上で必要なPSUよりもっと大きくしたい場合は、どうすればいいのでしょうか。電源は、自作PCの他のパーツと違って、基本的に大きいほど高性能です。必要な電源の大きさを求める方法をご紹介しましょう。 でも、ちょっと待って。Amazon(アマゾン)やPCパーツ通販サイトを調べ始める前に、知っておきたい基本を確認しておきましょう。押さえておきたい基本は2つ。ワット数と変換効率です。 「ワット数」はわかりますね。PSUが100%負荷率のときに供給できる最大電力のことです。自作PCで500Wの電力が必要なら、500WのPSUを選びます。ただし、PCで必要とされるより若干大きめのPSUを選ぶほうがいいかもしれません。常にPSUの負荷めいっぱいで動かしていると、特に変換効率が高くない場合には、PSUの寿命が短くなるからです。 というわけで、次が「変換効率」。コンセントから引いた交流(AC)をPCで使える直流(DC)に変換するときの効率のことです。たとえば、500WのPSUの変換効率が50%であれば、100%の負荷率で動作させるには1000Wを消費することになり、これでは発熱の量と電力のムダが大きくなります。500Wで変換効率が50%しかないPSUは、PCにとって好ましくありません。余った500Wは発熱という形で浪費され、過剰な発熱によってPCのパーツが破損することもあるからです。しかも厄介なことに、ほとんどのPSUは100%負荷率ではなく50%負荷率のときに最も効率的に動作します。したがって、ここ

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(2020/07/04)