「うちの母さんも秋美愛だったら良かったのに」(朝鮮日報日本語版)

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 秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の息子が兵役に就いていた当時、休暇を取って帰隊しなかったという疑惑を捜査している検察では、「特恵があった」という内容の同僚兵士たちによるソーシャル・メディア上での履歴を確保した。総合編成チャンネル「TV朝鮮」が報道した。  TV朝鮮が2日、報道した秋美愛長官の息子の同僚兵士たちによるソーシャル・メディアのやり取りによると、2017年6月25日夜9時過ぎ、当直兵士だったヒョンという人物はソーシャル・メディアのチャットルームで秋美愛長官の息子Aさんについて、「ニセの病気休暇で金曜日に帰隊するというのを(翌週)水曜日帰隊に変えた」「鳥肌が立った」と書いていたという。Aさんは、秋美愛長官が母親であるというバックグラウンドを持っているため兵役生活で楽をしているという意味で「うちの母さんも秋美愛だったら良かったのに」とも書いていた。  チャットルームのもう一人の兵士は「秋美愛氏の家がソウルにあって本当に良かった。スムーズに帰隊したことにしなくちゃ」と書いている。  ヒョンという人物は検察の事情聴取で、「週5日勤務のカチューシャ(KATUSA=在韓米軍部隊に配属された韓国軍兵士)部隊の特性上、金曜日までの休暇の場合、日曜日夜には帰隊するのが一般的だが、秋美愛長官の息子は特別な理由なく帰隊しなかった」と述べていたことが分かった。そして、「その後、上級部隊将校の指示で突然、休暇期間が6月28日水曜日まで三日増えた」と主張した。検察は、Aさんの休暇延長指示者である大尉に事情を聞いている。  秋美愛長官はこれまで、息子の休暇・未帰隊疑惑について「関与していない」「圧力を行使する理由もないし、したこともない」と述べてきた。昨年末の秋美愛長官に対する国会人事聴聞会で、当時の野党・自由韓国党(現:未来統合党)は秋美愛長官が与党・共に民主党代表だった2017年、在韓米軍韓国軍支援団米第2師団地域隊所属のカチューシャとして服務していた息子(当時一等兵)の休暇・未帰隊問題と関連して、部隊に圧力をかけて事件をもみ消そうとしたとの疑惑を提起していた。その後、自由韓国党は今年1月、公務執行妨害や勤務忌避目的偽計などで秋美愛長官を大検察庁に告発し、ソウル東部地検がこの事件を捜査しているところだ。

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(2020/07/04)