永世名人有資格者の底力 森内俊之九段、菅井竜也八段に“力勝ち”/将棋・AbemaTVトーナメント(ABEMA TIMES)

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 プロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の決勝トーナメント1回戦、チーム康光とチーム久保が7月4日に行われ、第3局でチーム康光・森内俊之九段(49)がチーム久保・菅井竜也八段(28)に勝利した。第2局で勝利し勢いに乗る早指し巧者に、慌てずどっしりとした指し回しでの快勝。永世名人の有資格者の実力を、決勝トーナメントでも、まざまざと見せつけた。  若手の勢いも、早指しのスピードも、なんなく跳ね返した。予選リーグでも、チーム内で最も活躍した森内九段だが、公式戦でも早見え早指しに定評がある振り飛車の使い手・菅井八段と、居飛車の対抗形で真っ向勝負。終盤まで接戦でもつれ込んだが、森内九段は慌てる様子もなく、重厚な戦い方に終始。改めて力強い将棋をファンに見せた。  対局後は「普段通り平常心で指せればと思いました。最後は負けにしたかと思ったので、よかったです。菅井八段は苦しくなってから、いろいろな逆転の技術を尽くされたので、大変でした」と、淡々と語っていた。 ◆第3回AbemaTVトーナメント  持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで対局。全12チームが4つの予選リーグに分かれて戦い、各リーグ上位2位までが予選通過。決勝トーナメントは5本先取の9本勝負で行われ、勝ち越しが決定した時点で終了する。1チームは3人で、各棋士は1試合につき最低1局、最大3局の範囲で指す必要がある。対局者は各対局前に決定する。優勝賞金1000万円。 ◆決勝トーナメント進出チーム  チーム渡辺、チーム永瀬、チーム康光、チーム三浦、チーム久保、チーム天彦、チーム広瀬、チーム糸谷

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(2020/07/04)