振り飛車マスター・久保利明九段、居飛車も捌いて谷川浩司九段に勝利/将棋・AbemaTVトーナメント(ABEMA TIMES)

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 プロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の決勝トーナメント1回戦、チーム康光とチーム久保が7月4日に行われ、第4局でチーム久保・久保利明九段(44)がチーム康光・谷川浩司九段(58)に勝利した。チームのセカンドネームは「チーム振り飛車」ながら、本局では久保九段が珍しく居飛車を採用。自分が居飛車の対抗形でもしっかり対応できる棋力の高さを発揮した。 【動画】谷川九段は1局目、逆転勝利  “捌きのアーティスト”は、居飛車でも変わらなかった。先手の谷川九段が三間飛車・穴熊を採用したところ、相振り飛車も考えられる中、居飛車の対抗形を選択。予選からチーム久保は全員が振り飛車で戦ってきており、本局がチームとしては初の居飛車採用となった。これにはファンからも「珍しい!」「久保先生が居飛車」など、一気にコメントが寄せられた。  周囲も驚く久保九段の居飛車だったが、持ち前の捌きが炸裂。序盤からじわじわ広げたリードを中盤以降に一気に拡大。完勝と言っていい内容で、チームリーダーの役目をしっかりと果たした。 ◆第3回AbemaTVトーナメント  持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで対局。全12チームが4つの予選リーグに分かれて戦い、各リーグ上位2位までが予選通過。決勝トーナメントは5本先取の9本勝負で行われ、勝ち越しが決定した時点で終了する。1チームは3人で、各棋士は1試合につき最低1局、最大3局の範囲で指す必要がある。対局者は各対局前に決定する。優勝賞金1000万円。 ◆決勝トーナメント進出チーム  チーム渡辺、チーム永瀬、チーム康光、チーム三浦、チーム久保、チーム天彦、チーム広瀬、チーム糸谷

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(2020/07/04)