学校再開も先生の負担が激増…今こそ地域の力を結集せよ!(TOKYO MX)

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TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。6月16日(火)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、ジャーナリストで東海大学客員教授の岸田雪子さんが“学校の現状”について述べました。 ◆学校現場はコロナ禍で負担が倍増…… 新型コロナウイルス感染予防のため、保護者や地域の住民が学校の消毒などを手伝うボランティア活動が拡大。分散登校中は同じ授業が2回あり、カリキュラムの再計画などがある教育現場の負担を減らそうという支え合いの取り組みで、一部の地域では卒業生の保護者らも参加しているということです。 ようやく学校が再開しましたが、岸田さんは「現場では今、本当に苦労が重なっている状況」と言います。その原因の1つは学習面で「勉強が遅れている分、取り戻さないといけない」ということ。そして、もう1つが「消毒作業」。机やイスだけでなく全ての備品を消毒する必要があり、なおかつ不足しているアルコールに代わり次亜塩素酸ナトリウムを使うと二度拭きする必要があるそう。 そんな状況だけに、「とても先生方の手だけでは足りない。今こそ地域の力を学校に集結する必要がある」と岸田さん。「一般の我々にもできることはたくさんある」と言い、2つの例を紹介します。 1つは「コミュニティ・スクール」。これは「学校運営協議会」を設置している学校のことで、「地元の方々や保護者などがメンバーとなり、校長先生や教育委員会に対して学校の運営などについて意見できるシステム」と解説。制度としては10年以上前からあり、3年前には法改正で全ての公立学校に設置することになったものの、「努力義務ということで、現状設置が推進されているところは2割程度」と言います。 しかし、コミュニティ・スクールは保護者や地域の人々との繋がりがあるだけに、コロナ禍でもスムーズに進んでいる事例もあることから、「地域に学校を開くという意味で、自治体はさらに推進してほしい」と岸田さんは期待します。 2つ目は、「学校・子ども応援サポーター人材バンク」。これは国が人材を募集し、マッチングさせた上で希望する自治体に名簿を渡し、各自治体が採用していくシステムで、退職した教員や学生など誰でも参加可能。学習指導や消毒など、さまざまな形で学校をサポートします。しかも、国から予算措置もあり、

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(2020/07/04)