「出場ゼロでも受け取るべきだ!」クロップが粋な計らい。控え選手にプレミア優勝メダルを特別プロデュース(SOCCER DIGEST Web)

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 悲願の30年ぶりのトップリーグ優勝を果たしたリバプールは、すでにカップ戦での敗退が決まっており、今シーズンの残り試合はプレミアリーグの6試合だけとなっている。 【PHOTO】30年ぶりに悲願のリーグ優勝を決めたリバプール! 歴史に名を刻んだV戦士を一挙に紹介  当然、長期的な成功のために、残りのシーズンを若手の武者修行の場とすることも考えられる。ここ2試合では、17歳のハービー・エリオットやアカデミー育ちの19歳のネコ・ウィリアムス、カーティス・ジョーンズがメンバー入りをしている。  だが、ユルゲン・クロップ監督は若手にプレゼントしているわけではないと話している。英衛星放送『Sky Sports』で、「我々は王者で、これから若手にチャンスをあげていくべきだ。そしてそれで負けたら、みんなに集中を失ったと言われる」と述べた。 「我々は試合に勝ちたい。だが、そのためにはベストの選手たちが必要だ。若手がその一員ならピッチに立つことになる。彼らは本当に優れており、クラブの未来だ。ただ、クリスマスプレゼントとしてプレミアリーグの試合をあげることはない。それはできない」  優勝したリバプールには、プレミアリーグからメダルが授与される。ただ、5試合出場という条件があり、一部の選手はリーグからメダルをもらうことができない。しかし、クロップ監督はチーム一丸となっての優勝であり、全員にメダルを用意すると述べている。 「出場試合ゼロでも、メダルを受け取るべきだ。チームの一員なら、優勝のメダルを与えられるべきだ。控えGKで試合出場が少なくても、ね。年間500万回と練習し、常に最高レベルの練習をしないと、(チームとして)優勝するチャンスはないからだ。  そういう選手たちも、100%メダルを受け取る。私がプロデュースするよ。100%、彼らは私のメダルを受け取る。彼らはメダルにふさわしい。そしてそのメダルを受け取る。プレミアリーグからじゃないなら、私からね」  受け取り資格がない選手にも、自らメダルを用意すると語った指揮官の想いは、全ての選手たちに伝わっていることだろう。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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(2020/07/04)