国内外に「中国の北極」の景色を届ける、最北都市の「オーロラ祭り」で初のライブ配信(CNS(China News Service))
【リンク先抜粋】
【CNS】「中国最北の都市」として知られる中国・黒竜江省(Heilongjiang)漠河市(Mohe)で先月21日夜、「第30回オーロラ祭り」の中でインターネットライブ配信イベントが行われた。ライブ配信は今年初めての取り組みで、世界中のネットユーザーがインターネットを通じて「中国の北極」と呼ばれる街の風景を楽しんだ。
「金鶏の冠、白鳥の首」と称される美しい景観が広がる漠河市は、市内にロシア人が暮らす北紅村や黒竜江の水源地となる洛古河村などの名所がある。特に漠河市内にある北極村は中国で唯一、オーロラと白夜を鑑賞することができる場所で、最高等級の5A級観光地に指定されている。新型コロナウイルスの影響で通常の観光がまだ難しい中、今年はライブ配信で漠河市の魅力を国内外に伝えようとした。
ライブ配信では3人のキャスターがオーロラ祭りの盛り上がりを伝え、「新型コロナウイルスの収束後、『中国の北極』があなたを待っています」とアピール。地元の特産品の宣伝も行った。ライブ放送で人気の地元のネットスターも参加し、ネットユーザーと共に白夜の奇観を観賞した。
漠河市の姚占軍(Yao Zhanjun)市長は「この30年間、オーロラ祭りは独特の魅力で注目を集め、地域をPRするブランドとなっている」と話している。
ライブ配信ではネットユーザー向けの抽選イベントも行われ、オーロラ祭りの記念バッジ、漠河市観光セット券、ぬいぐるみなどをプレゼントした。ライブ配信イベントは4時間近く行われ、「いいね」の数は200万件に達した。ネットを通じた寄付も計4700元(約7万1400円)あり、貧困学生の進学支援に充てられる。(c)CNS/JCM/AFPBB News
※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。