JAL、成田-シンガポール再開 帰国や赴任需要などで(Aviation Wire)

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 日本航空(JAL/JL、9201)は7月3日、成田-シンガポール線の旅客定期便の運航を再開した。シンガポール行きJL711便は週3往復、成田行きJL712便は週2往復の運航となる。  夏ダイヤでJALは、シンガポール路線について羽田-シンガポール線を1日2往復(JL035/038、JL037/036)、成田-シンガポール線を1日1往復(JL711/712)計画。このうち羽田発着は7月中は全便運休が決まっており、成田-シンガポール線のみの運航となる。  成田-シンガポール線は、JL711便を水曜と金曜、日曜、JL712便を水曜と土曜に運航する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が拡大した3月以降は旅客便として運休が生じており、一部の日を除いて旅客を乗せない貨物専用便として運航していた。  JALによると、シンガポールは現地時間6月18日から新型コロナに関する制限を一部緩和。ビザ保持者などは14日間の自宅待機などを守れば入国出来るようになり、日本企業の赴任者なども渡航できるようになったことから、旅客便の運航再開を決めたという。各企業で春の異動で海外赴任が決まった人が渡航できない状態が続いていたことから、JALでは帰国や赴任需要に応じる形で復便を今後も検討していく。  成田-シンガポール線の機材は、ボーイング777-200ER型機(3クラス236席)を主に投入しているが、再開初便のシンガポール行きJL711便は、4クラス244席の777-300ER(登録記号JA740J)で運航。成田を午前10時12分に出発し、シンガポールには午後4時7分に到着した。  JALの7月の国際線は計画の約9割が運休。こうした中、羽田-ヘルシンキ線を7月1日から週3往復で開設した。夏ダイヤ初日の3月29日に就航予定だった羽田新路線のひとつで、新型コロナの影響により、これまでは旅客を乗せない貨物専用便として運航していた。一方、国内線は7月後半の減便率が3割台まで回復し、10月には前年並みまで戻る見通しを示している。

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(2020/07/03)