王会長が電撃札幌入りに応えた! 鷹ナイン魂の逆転勝ち(東スポWeb)

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 ソフトバンク・東浜巨投手が6四球を出しながら、日本ハム相手に5回1失点と粘りの投球で今季3度目の登板で初白星を挙げた。  前夜逆転サヨナラ負けを喫したホークス。悪い流れを断ち切るためにも大事なゲーム。勝負の機微を知る大黒柱が真骨頂を見せたのは、無死満塁のピンチを背負った3回だ。5番渡辺を浅い中飛に抑えると、前夜ともに初本塁打を放った清宮、野村を連続三振で無失点に抑えた。さらに右腕は無死一、三塁とした5回も粘り強い投球で点を与えず。初回に1点こそ失ったが、勝利への執念で109球の力投を見せた。  東浜の気迫の投球に野手陣が奮起する。6回一死二塁から主砲・柳田が左前に技ありの同点適時打。バレンティンが2試合連発の勝ち越し5号2ランを叩き込んだ。初白星を手にした東浜は「リズムが悪く野手に申し訳なかったが、それでも野手が逆転してくれて感謝しかない」と、シーズン1勝目をかみ締めた。  首脳陣はこの日、正捕手の甲斐を初めてベンチに下げ、高谷をスタメン起用。正妻のリフレッシュもかねて悪い流れを断ち切ろうとした。試合前にはチーム全員の気が引き締まる出来事もあった。王貞治球団会長が急きょ福岡から札幌入り、試合前練習を視察したのだ。工藤監督は「会長から『まだまだここからだ』と。『今まで経験したことないことを経験しているんだから、まずはここからチームをいい方向に導いてほしい』という話をしていただいた。『心配をかけてしまってご迷惑をお掛けしてすいません』と申し上げた。背筋が伸びます」と王会長からの激励を受け止めた。  チームに関わるほぼすべての人間が知らなかった王会長の〝電撃激励〟。そのメッセージを、チーム全員が理解している。借金返済まであと2つ。反攻のスイッチは押された。

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(2020/07/03)