さらに長期化する、デジタルメディアへの「支払い」期間:「いまはとにかく、金が現れない」(DIGIDAY[日本版])

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メディア企業に請求書のファクタリング、資金へのアクセスの両方を提供するファストペイ(FastPay)によれば、3月15日以降、エージェンシーからアドテクベンダー、パブリッシャーへの支払いがそれ以前より20日遅くなっているという。同時期には広告主からアドテクベンダー、パブリッシャーへの支払いも12日遅くなっている。 3月には、ある正式な手続きが見られた。デジタルメディア企業、ベンダー、エージェンシーが不可抗力条項を引き合いに出し、支払い期間を延長すると顧客に通知したのだ。広告主やメディア関係の顧客に売掛債権ファイナンスソリューションを提供するシルバーブレード(Silverblade)のCEO、バーナード・アーバン氏は「いまはとにかく金が現れない。そして、そのことについて誰も何も言わない」と話す。 カシス氏とアーバン氏はいずれも、デジタルメディア業界で多くの企業、ベンダーが支払い遅延の痛みを感じはじめるのは第3四半期になると予想している。 「皆が年末には忙しくなり、いつもと同じ第4四半期にしようと努力しはじめる。そのころ、手元資金が少なくなり、業務に必要なリソースが増えるはずだ」と、アーバン氏は分析する。「たとえるならば、アクセルを踏み込みたいが、タンクにガソリンが入っていない状況だ。そのとき、どれほどひどい状況かはじめてわかる」。

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(2020/07/03)