「上から目線ではなく、共感を得るようにしなければならない」“夜の街”対策で専門家会議の尾身副座長座長(ABEMA TIMES)

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 3日夜、西村経済再生担当大臣の会見に同席した専門家会議の尾身茂副座長は、東京都の新規感染者数が2日連続で100人を超えたことを受け、「緊急事態宣言を出すような状況にはないが、孤発例が多いなど懸念材料はあるので警戒を怠るわけにはいかない」とした上で、「今は社会経済との両立ということもあるので、一言でいえばメリハリのついた戦略的な感染防止対策が重要だ」とコメントした。 【映像】「もう誰も緊急事態宣言、休業やりたくないでしょ」西村大臣  その上で尾身氏は「まず、検査についてはキャパシティが増えてはいるが、話題になっている“夜の街”などで優先的、集中的に検査を拡大することが大事だと思う。その際には、“上から目線”ではなく、個人情報も健康も一緒に守るというような、“夜の街”で仕事をしている人たちの共感を得るようにしなければならない。次に、どこで感染したのか、そして重症化したのか、あるいは治ったのか、という疫学データをリアルタイムで把握すること。今も現場の方々は一生懸命にやっているが、感染スピードにシステムが追いついていない」と指摘。  さらに「新宿区では都知事、区長、保健所が事業者と協力してオープンなディスカッションをしている。これを他の地域にも展開してもらいたい。ただ同時に、新宿区の保健所はPCR検査や聞き取り調査による過剰な負担を強いられ、限界にきている。我々はこれまでも保健所の機能強化を指摘してきしたが、待ったなしだ。感染が下火の他県からの支援をお願いし、オールジャパンでやっていただきたい」と訴えた。

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(2020/07/03)