自身最長の8回を1失点、巨人先発の桜井が快投(産経新聞)
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巨人が2日、DeNAに勝利した。
自身最長の八回になっても、球威は衰えなかった。巨人先発の桜井は四回まで安打を許さず、8回2安打1失点とDeNA打線をねじ伏せた。今季初勝利を挙げ「リラックスして投げられた。長い回を投げられたのはよかった」と話した。
躍動感ある投球フォームから、直球で押す本来の姿が出た。カットボールも効果的で相手の打ち気をそらした。六回のピンチは厳しい内角攻めで相手の主軸を翻弄。昨季本塁打王のソトはバットをへし折って遊ゴロに抑え、佐野は見逃し三振に仕留めた。
開幕が延期する間、ブルペンで100球を全力で投げるなどしてスタミナ強化に励み、「それが今につながっている」と強調する。試合前のミーティングでは、宮本投手チーフコーチから「中継ぎを休ませることが先発の役目」と鼓舞され、ストライク先行の投球も心がけた。自身初の八回も3者凡退で切り抜けた。
開幕ローテーションに6番手で滑り込んだ右腕の力投に、原監督も「うちの先発陣で8回を投げ切ったのは(今季)初めて。追い風に変えたい」と笑顔。直接対決に勝ち越し、首位を守った。(小川寛太)