ゲイのかずえちゃん、オンラインサロン開設 「当事者以外の人たちともつながりたい」(福井新聞ONLINE)

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 LGBTQ(性的少数者)への差別偏見をなくすため、ゲイ(男性の同性愛者)として自分の考えや経験などを動画で公開している福井県福井市のかずえちゃん(37)が、インターネット上でオンラインサロン「かず部屋」を開設した。「今後は当事者だけでなく多くの人とつながり、LGBTQについて議論できる場にしていきたい」と話している。  かずえちゃんは2017年から、10月11日の「世界カミングアウトデー」に合わせ、毎年LGBTQ100人のインタビューを動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開。これまでの投稿動画は約470本、チャンネル登録者は8万人を超える。  都内に住んでいたときは、当事者が気軽に立ち寄れる場所として「サロン・ド・かずゑ」というイベントも開き、仲間との交流を深めてきた。  講演や研修会の講師として、全国を回ってきたかずえちゃん。1年ほど、自宅を持たず好きな場所で暮らす「アドレスホッパー」として仕事をしてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月に古里の福井市に引っ越してきた。  6月1日に配信した「かず部屋」開設をPRする動画では自身の体験を分かりやすく紹介。「サロンでは当事者だけでなく、当事者以外の人たちともつながりたい」と呼び掛け、国内外から多くのコメントが寄せられた。サロンは会費制となっている。  小学5年生でゲイであることを自覚したというかずえちゃんは「サロンでは、例えば子どもにLGBTQについて、どう伝えるべきかなど、テーマごとに話し合い、理解を深めていきたい。仲間を増やし、全国でいろいろなイベントを開き、自分らしく生きられる社会を少しでも実現できれば」と話している。

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(2020/07/02)