土砂崩れで通れず、渡船で下校 西伊豆町の児童生徒(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 西伊豆町仁科堂ケ島の国道136号の道路脇で2日発生した土砂崩れで、町は学校給食の配送と通学バスの通行が不可能となったため、西伊豆中と仁科小を午後から臨時休校にした。町は海上から崩落現場を迂回(うかい)して通過する渡船を用意。児童生徒のほか、地元高校生も渡船で帰路に就いた。県下田土木事務所によると、現場道路の全面復旧は3日正午ごろの見通し。  渡船は地元の遊漁船の協力を得て、急きょ確保した。海上を迂回して仁科漁港と堂ケ島公園の間を結び、正午から午後4時ごろまで児童生徒約40人と、町内に住む松崎高と下田高の一部生徒らが授業を午前中で切り上げた。  学校給食は、同町田子の給食センターから両小中学校まで国道を通れば15分ほどで届くが、車の迂回ルートは山道を抜け40分以上かかるため、食品衛生上の観点などから配送を取りやめた。  現場は4月にも土砂崩れが起きている。地元を支える主要道の度重なる分断に、現場を頻繁に往来する男性(54)は「過疎地は交通網が乏しい。せめて、いつでも安心して通れる災害に強い交通インフラを整備してほしい」と県や町に注文した。

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(2020/07/02)