見過ごしがちなジェンダー問題、「男性の生きづらさ」を考える。(Pen Online)

【リンク先抜粋】
また家庭では、イクメンは当たり前だという理想と違って、男性が家事や育児に参加するにはハードルがある。 「実際に、平日の昼間に男性が街をウロウロしていたら、近所の人に怪しまれることがあります。僕も、4歳の息子を水泳教室に送っていこうとしたら嫌がられて『誰か助けて!』って叫ばれてしまって。もしも僕が女性だったら目立たなかったんでしょうけど、その時は周りがザワつきましたよ……」 そこにもイメージと実態とのギャップがある。育児休業手当により賃金の実質80%が補償されても、まだ男性が育休を取りづらいままなのは、そもそも男性が仕事を休むことに対して恐怖を感じているからなのかもしれない。 「ジェンダーの問題というと、特に男性は、女性が虐げられている問題だと思いがちです。でも、女性の社会的地位が低いということは、裏を返せば、男性に働く以外の選択がないということなのです。男性は、いい大学に入って、一流企業で出世して……と競争を強いられています。でも頂点まで行けるのは、ほんのひと握りだけ。しかも頂点に行けたとしても、そのままでいられる保証はない。いつまでも勝ち続けることは、およそ不可能なのです」 では、そんな生きづらい男性の人生を、これから我々は、どのように考え、歩んでいくべきなのだろうか。

続きはこちら

(2020/07/02)