ホンダF1田辺豊治テクニカルディレクター、F1開幕へ向け意気込み「目標に向かって勢いをつけるべく、好成績を挙げたい」(motorsport.com 日本版)

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 いよいよ開幕を迎える2020年のF1。当初は3月にオーストラリアで開幕する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で遅れに遅れ、7月5日決勝のオーストリアGPが、初戦の舞台ということになった。 【ギャラリー】美しきF1マシン:伝説のモナコGP&最後のホンダV12……セナが魅せたマクラーレンMP4/7A  昨シーズン、2015年にF1に復帰して以来最初の勝利をレッドブルと共に挙げたホンダは、今シーズンさらなる好成績を目指していると明言している。  シーズン開幕を前に、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターが、プレスリリースのコメントを寄せた。 「当初開幕戦となるはずだった3月のオーストラリアGPが走行中止になって以降、長い期間を経て、再びサーキットに戻れることをHondaのメンバー一同が非常に嬉しく思っています」  田辺テクニカルディレクターはそう語った。 「この中断期間中には、急きょ改定されたF1レギュレーションに伴い、日本のHRD Sakuraと英国ミルトンキーンズでファクトリーシャットダウンを実施しました。その期間を除き、我々はパワーユニットの開発を継続し、今回の2020年初戦に向けた準備を進めてきました。このレースで使用するパワーユニットはオーストラリアで使用する予定だったものから、信頼性とパフォーマンス両面でのアップデートが施された仕様になります」  先日オンライン記者会見に応じたHRD SakuraのPU開発総責任者である浅木泰昭は、今季はスペック3まで段階的に投入することを予定していたものの、開発が凍結されることに伴い、スペック1.1と呼ばれるPUで今シーズンを戦うと説明した。  田辺テクニカルディレクターは、ウイルス感染拡大を避けるために新たな行動様式を守ることが求められている今季の戦い方について、次のように説明する。 「いまだにウィルス感染が収まりきっていない状況下でここから欧州各地を転戦する戦いが始まります。レースを確実に実施するためにはメンバー・関係者の安全が最優先となることはいうまでもなく、そのために各チームともに参加人数を最低限とし 、F1が定めた感染防止ルールに従いレース運営を進めていきます」 「Hondaにおいても、マシンを走行させるのに必要なエンジニア・メカニックといった要員は通常時と同人数が帯同するもの

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(2020/07/02)