新型コロナの影響で入社延期 卒業はしたけれど…戸惑う23歳 北海道札幌市(HBCニュース)

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 新型コロナウイルスの感染拡大は、学生の就職にも影響を与えています。内定をもらいながらも、入社が延期になった札幌の女性。踏み出した「新たな一歩」は…。  札幌の梅川歩夢(うめかわ・あゆむ)さん。今年、市内の大学を卒業して、札幌市役所の臨時職員になりましたが、本来は、別の会社に勤めるはずでした。  「(慣れましたか?)少しは慣れたと思います」(梅川歩夢さん)  大学時代に1年休学して、東南アジアのタイで日本語教育のボランティアをしていたという梅川さん。去年、就職戦線を乗り越え、札幌のIT会社から内定をもらいました。しかし…。  「4月入社の予定だったんですが、7月以降に延期という通知が来て…」(梅川歩夢さん)  会社側から、新型コロナウイルスの影響で、入社の時期を遅らせてほしいと告げられました。  「いつ本当に入社できるのか、見通しが立たないので…不安の方が大きかった」(梅川歩夢さん)  札幌市は、内定が取り消されたり、職を失った若者を支援しようと、5月から来年3月まで、最大100人の臨時職員の採用を決めました。  「電話対応や市民対応もしっかりしていただいて、とても戦力になって、こちらは助かってます」(札幌市特別定額給付金担当課・土谷有紀さん)  入社が遅れた梅川さんは、ビジネススキルを磨くため臨時職員に応募しました。  「早く本当のところ(IT会社)で働きたいという気持ちもあります」(梅川歩夢さん)  臨時職員として働き始めて1か月、梅川さんに内定先の会社から連絡がありました。  「7月1日で入社が確定という連絡をもらいました」(梅川歩夢さん)  今月から正式に入社することが決まりました。ところが…。  「常駐先が決まらない限り休業扱いで、自宅待機みたいな感じになってしまうということで、新型コロナでシステム開発を中断してしまう派遣先が多いらしくて、あまり(派遣先に)空きがない状況のようです」(梅川歩夢さん)  別の会社に派遣され、システム開発に携わる予定だった梅川さん。派遣先の会社の都合で、自宅待機が続くことになりました。  「(なぜ私が…という思いは?)思ったりもしたんですけど、考えたところで何も変わらないので、働けると言われたら即戦力になれるように、自分なりに勉強はしていきたい」(梅川歩夢さん)  入社を前に臨時職員も辞めた梅

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(2020/07/02)