テレワークが当たり前のオフィスづくりとは?──ボーコンセプトの「LIVE OFFICE」は“ヒュッゲ”な場所をめざす!(GQ JAPAN)

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デンマークのインテリアブランド「ボーコンセプト」は、家具の開発・販売のほか、オフィス空間のコンサルティングやコーディネート・サービスもおこなっている。このところの新型コロナウィルス感染症の流行のなか、多くの会社でテレワークが日常化したことを受けて、社内レイアウトやオフィスの空間づくりについての相談が急増しているという。6月にリニューアルしたばかりの同社青山本店のオフィス兼ショールームの「ライブオフィス」を訪れ、新しいオフィス空間についての現在進行形の考え方などを取材した。 この「ライブオフィス」は、青山本店と同じビル内の日本支社の社内にあり、ボーコンセプトのスタッフが実際に日々の業務を行っている。 エントランスから中にはいると、右手にガラス張りの6名用会議室があり、左手にはカウンターキッチンがあって、数人のスタッフが談笑していた。キッチンにはコーヒーメーカーや小さなテーブルもあり、打ち合わせや、ちょっとしたデスクワークもできそうだ。キッチンの背面の棚にはオブジェや本がセンスよく配置されていた。棚を見た僕に気づいたのか、案内してくれた法人営業部のコントラクト・スーパーバイザーの渡邉奈津美さんは、「ぎっしりと資料を詰め込まないことで、自宅にいるかのようなリラックス感を演出しています」とコメントする。 奥にはいると、いかにもオフィス、というような感じに個人のデスクが並ぶ光景はなく、複数がけのソファやひとり用のソファが多数設置されている。ローテーブルには、USB Type-Aの給電ポートが備えてあり、ソファに座ってノートパソコンで作業してもバッテリーの心配はせずにすむ。照明も、ダウンライトだけでなく、フロアライトやペンダントライトなどを使って、光の強弱を効かせ、奥行きを生み出している。ところどころにグリーンが置かれているので、全体的には、まるでリビングのような雰囲気だ。 オフィスの一角に小部屋を見つけた。中をのぞくとデスクひとつに椅子がひとつ。会議用にしては狭すぎる。ここはフォン・ブースと呼ばれ、遠隔地とビデオ会議するスペースだという。自分のデスクでZoomなどのビデオチャットをするのは気を使う。ここなら気兼ねなく話ができそうだ。でもひとつ、疑問がうまれた。個人のデスクは必要ないのか。渡邉さんに尋ねた。 「経理や法務など、バックオフィスのスタッフのみ固定デスクを用

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(2020/07/02)