初オーディションで長澤まさみの息子役に大抜擢、期待の16歳新人・奥平大兼「ビンタされたシーンは自然と涙が出てきた」と撮影を回顧(デビュー)

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 実話をベースに描く衝撃作『MOTHER マザー』が、いよいよ7月3日(金)から公開される。主演の長澤まさみがシングルマザーの秋子を演じ、社会の闇へ堕ちていく母親役に挑戦。そして秋子の息子・周平役を演じているのが、本作が初オーディション初スクリーンデビューとなる新人・奥平大兼(おくだいら・だいけん)。演技未経験ながら、まっさらな感性で、秋子の歪んだ愛情しか知らずに育った「周平」という少年の過酷な青春を生き、難役を見事につとめ上げた。 【写真】奥平大兼、そのほか撮り下ろしカット  俳優としての輝かしいスタートを切った奥平に、初オーディションに臨んだ際の想いや合格してから撮影に挑むまでの気持ちの変化、長澤ら共演者との思い出や撮影で印象に残っていることなどを聞いた。 ■映画『MOTHER マザー』/奥平大兼インタビュー ――まもなく映画が公開となりますが、公開を目前に控えた今のお気持ちは? 【奥平大兼】「“やっと公開するんだ”という感じです。撮影してから1年くらい経っているので、公開されるまでが長く感じました。今は“ようやく公開される”という気持ちが大きいです」 ――初めての出演作ですが、完成した作品をご覧になってどんなことを感じましたか。 【奥平大兼】「自分が演技をしていて、作品として成り立っているものを観ること自体が初めてだったので、最初はすごく恥ずかしかったです。自分がどこらへんで出てくるっていうのがだいたいわかるので、そのシーンが近づくとソワソワするというか……。映像を観ていてもストーリーを追うというより、 “ここはダメだったな”という自分のシーンの反省や、“この人のここの演技すごいな”とか、他の共演者の方々の演技の凄さなどに目が行ったりして、勉強っていう感じで観ていました」 ――本作が初めて受けたオーディションだったそうですが、どんな想いでオーディションに臨んだのでしょうか。受ける際に準備したことなどあれば、教えてください。 【奥平大兼】「初めてのオーディションだったので、どういうことをやって、どういう風に居ればいいのかなど、オーディションがどういうものなのか、まずは初歩的なことを経験として勉強しようという気持ちでした。準備という準備も特にすることもなく……ただ、事前に台本をもらっていたので、セリフを忘れたりミスをしたりしないようにしようってい

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(2020/07/02)