“ビッグデータ”で踏み間違い加速防止…トヨタがプリウス等に搭載 10万台以上の走行データから“車”が判断(東海テレビ)

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 アクセルとブレーキの「踏み間違い」を車が判断し、急アクセルによる加速を自動的に抑制する新しい安全システムが登場しました。 担当者: 「ここをスーパーマーケットの駐車場だと思っていただいて、駐車スペースを探すつもりでゆっくりゆっくり進んでいただけますか。人が出てきたので、ブレーキを踏んでください」  歩行者に気付き、ブレーキではなく「間違えて」アクセルを踏み込んでしまいますが…。 <電子音> 「ピーピーピー」 (リポート) 「アクセルを踏み込んだんですけど、加速することなくスピードがギュッと落ちました」 急ブレーキを踏むようにアクセルを踏んでも、急加速はしませんでした。  これはトヨタが開発し、「プリウス」と「プリウスPHV」に搭載した、アクセルとブレーキの「踏み間違い」を防ぐ安全システム。 トヨタにはこれまで、建物などの動かない障害物がある場合に誤ってアクセルを踏み込んでも、センサーで検知して加速を抑えるシステムがありましたが、今回の機能は「センサーいらず」。 これまでに集めた10万台以上の車の走行データをもとに、車が「踏み間違い」を判断します。 トヨタ自動車の田中チーフエンジニア: 「こういうシチュエーションでこういう踏み方をされたときには、ご本人はブレーキだと思って踏まれている。ビッグデータからどういう状況がアクセルとブレーキの踏み間違いになるかを、我々はデータから推定しまして」 (リポート) 「ペダルの踏み間違いを防止するトヨタの新しい安全機能、必要なのはこの鍵だけだといいます」  特別な工事はいらず、オプションで購入する専用のスマートキーでカギを開けるだけ。また、2015年12月以降生産のプリウスなら3万8500円で「後付け」が可能です。  愛知県警によると、県内での「踏み間違い」が原因とみられる人身事故は、去年1年間に220件。このうち、半分近い101件が65歳以上の高齢者によるものだったといいます。 「踏み間違い」による悲惨な事故をゼロに。トヨタは今後、対応車種を増やしていきたいとしています。

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(2020/07/02)