【コラム】メジャーリーグはオペラ、韓国野球はロックンロール(中央日報日本語版)

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韓国プロ野球(KBOリーグ)はコロナ時代のヒット商品だ。5月5日に開幕し、コロナ危機を踏んで世界で最初にスタートしたスポーツリーグになった。日本は6月中旬に一歩遅れてシーズンを開始した。米国のメジャーリーグ(MLB)は今月25日に開幕する予定だ。 KBOリーグはスポーツ専門ESPNを通じて米国全域に中継されている。ESPNは毎日1試合を選んで中継し、毎週KBOパワーランキングを通じて韓国野球を紹介している。このため米国ファンも全く知らなかった韓国のプロ野球に関心を向け始めた。メジャーリーグが始まらない状況で、野球に対する米国ファンの渇望を癒やす代案としてKBOリーグが浮上したのだ。米国現地の時間で早朝に行われるが、視聴率は普段のメジャーリーグ中継の30%にのぼるという分析もある。 同じルールで行われる野球でも、米国人の目に韓国野球は新鮮だ。米国ファンの間で最も人気があるのは何よりも「バットフリップ」だ。打撃後に豪快にバットを放り投げるこの動作に米国のファンが魅了されている。メジャーリーグでバットフリップは投手を刺激するという理由でタブーに近い。ESPNアンカーのカール・レビッチと解説者エドアルド・ペレスは韓国選手のバットフリップ動作まで詳しく紹介している。 韓国の球場に響く応援も米国の野球ファンの間で話題だ。ESPN中継陣は各選手にそれぞれの応援歌があることをを紹介し、一緒に歌ったりもする。するとKTウィズはレビッチの応援歌を、NCダイノスはペレスの名前が入った応援歌を作った。レビッチとペレスは最近、笑顔を見せながら韓国プロ野球の中継に熱を上げている。 米国内で最も人気がある韓国球団はNCダイノスだ。ノース・カロライナ(NC)と表記が同じという点に親近感を感じた米国ファンがNCを熱烈に応援している。また米国ファンはメジャーリーグと韓国KBOリーグの長短所を比較しながら韓国野球を称賛する。メジャーリーグが「オペラ」なら韓国のKBOリーグは「ロックンロール」という分析が出ている。米国野球が優雅と高尚を追求するなら、韓国野球は多彩で躍動的ということだ。ESPNは「韓国の球場はBTSのコンサート場を彷彿させる」と紹介した。 野球を中継する先端技術も話題だ。KBOリーグを中継するカメラはさまざまな角度から選手の動きを追う。ドローンを飛ばして投手の投球動作を撮影したり

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(2020/07/02)