LIXIL、「SAP Analytics Cloud」を本格稼働--経営判断の迅速化に向けて(ZDNet Japan)

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 SAPジャパンは、住宅設備機器・建材メーカーのLIXILがグループを横断した新たな経営情報管理基盤に「SAP Analytics Cloud」を本格稼働させたと発表した。これにより、迅速なグローバルでの経営判断が可能になるとしている。2019年1月に海外拠点で稼働を開始しており、予算計画と予測分析の機能を活用している。  同社は現在約270のグループ会社で構成され、150以上の国と地域で製品・サービスを提供している。新たな経営情報管理基盤は、財務以外の多様な業務データも含めて、全社横断でデータの集積・管理が可能なデータウェアハウス(DWH)を構築し、グループ内の緊密なデータ連携とリアルタイム経営を可能にするという。  DWHには「SAP BW powered by SAP HANA」を採用し、データのインプット/アウトプットと分析ツールにはSAP Analytics Cloudを採用した。SAP Analytics Cloudについて同社では、SAP製品同士の親和性やクラウドによる開発スピード、分析機能の豊富さ、ダッシュボードによる柔軟なレポーティングの仕組みが提供されることを高く評価したとしている。  クラウドは導入期間が短いこともメリットとなり、数週間で導入が完了した。またSAP Analytics Cloudはシンプルなパッケージのため、複雑な操作を新たに習得する必要がないという。海外のユーザー部門を対象とした初回の導入では、ワークショップなどを開催することなく、簡単なマニュアルを使った教育でスムーズに稼働することができたとしている。

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(2020/07/01)