再生2000万回以上、日本人監督が撮った“武漢の今”に多くの中国人が感動…そこに描かれているものとは(FNNプライムオンライン)

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撮影対象はSNSを通じて募ったところ、あっという間に100人を超える応募があり途中で締め切ったという。「武漢の人たちはそれだけ自分のことを伝えたい」と監督は感じた。 作品の中で登場した武漢市民は、居酒屋オーナーや看護師、バイク便配達員、中学校教師など職業、年齢がバラバラだ。 祖父を新型コロナで亡くした病院事務の女性は、「当時の武漢では病床が足りず、どんなツテを使っても祖父を入院させることが出来なかった。結局寒い中車椅子で家に帰ってきた」と写真を手に涙を流す。取材時部屋に居合わせた彼女のおばは、108日間も入院や隔離を経て帰宅したばかり。これまでにPCR検査を41回も受けているという。 監督に会った瞬間「僕はPCR検査しています」と話し握手してきた日本食居酒屋のオーナー。4カ月ぶりに店を再開したが唯一の板前に辞められて「苦しくてもなんとか維持していきたい」と粘る。ほぼ毎日海鮮市場に仕入れに行っていたがコウモリを始め野生動物の売買を見たことがないとも話した。 世界的にも有名な、わずか10日間でできた「雷神山医院」の建設に携わった男性も登場した。電気関係を担当していた彼は、一番長くて4日間寝ずに作業していたという。「感染は怖かったが給料がよかった。後はやりがいを感じていたから」と仕事を引き受けた当時の心境を振り返る。しかし今は仕事を再開しても武漢の工場で生産されたというだけで他の地方に拒否され会社の経営は芳しくないという。 作品の中で武漢の街の姿も映し出されている。ロックダウンで外出できないため市民がマンションの屋上で野菜作りに勤しみ、結果多くの”屋上菜園”が広がっていた。

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(2020/07/01)