2027年開業までのカレンダーまで作ったのに…新駅建設の街も不安 リニア開業延期の公算で影響は?(東海テレビ)

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JR東海が2027年開業を目指してきたリニア中央新幹線。静岡県の反対で静岡工区の準備工事に入れず、開業延期が避けられない情勢になりました。リニア新駅の計画のあるこの地方の関係者はどう受け止めているのでしょうか?  7月1日の朝、東海道新幹線の新型車両「N700S」の門出を、手を振り見送るJR東海の金子社長。しかし、リニアの工事をめぐる静岡県との対立について問われると…。 JR東海の金子社長: 「(会談時の)川勝知事からの手続きについてのお話と、その後知事が会見でお話しなさった内容が、ちょっと一致していないということで」 2027年開業のデッドラインとした、6月中の静岡工区の準備工事着手はかないませんでした。  岐阜県中津川市の「美乃坂本駅」。今は特急列車も止まらないこの駅の近くに、リニアの中間駅建設が予定されています。 駅予定地周辺の住民: 「そうやね、それはもうガラッと変わるよね。道路一本ですごく変わるでね。ここまできたらできなきゃおかしいわ」 別の住民: 「どういうふうに変わっていくか期待もしているところですので。(2027年に開業)してほしいです」 予定地の近くには、市のリニア関連部署の前線事務所が…。 中津川市リニア駅周辺整備課の担当者: 「2027年、開業までのカレンダーです。カウントダウンができるという。『リニアとともに世界へ羽ばたけ中津川』と…」 高まる期待にこんなものまで…。 中津川市リニア駅周辺整備課の担当者: 「リニアが開通したときの、駅周辺の街づくりをイメージした模型です。駅ができるということで、街づくりを並行してやっていこうと」 巨大な駅舎を中心として、駅前に整備する広場や道路。リニアとともに発展する未来を描いてきた中津川市は、静岡での混乱が飛び火しないか懸念しています。 中津川市リニア駅周辺整備課の担当者: 「心配ですね。私どもも一生懸命頑張ってきましたので、(岐阜の新駅開発が)簡単に遅れるとは言いたくはないですし」 「リニアのトンネル工事で大井川の水量が減る恐れがある」…。静岡県の反発で、静岡工区は着工できない状況が続いてきました。  先日のトップ会談では、金子社長が「水の問題が整理されるまではトンネルは掘らない」としたうえで、準備工事着手を直接要請。川勝知事はその場では明確な回答を避けたものの、会談後の取材に

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(2020/07/01)