静岡・井川 総雨量320ミリ 1カ月の平年値迫る(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 静岡県内は1日、前線や低気圧の影響で大気の状態が不安定になり、強い雨が断続的に降り続いた。静岡地方気象台によると、30日午前4時の降り始めからの降水量は中部と西部の山間地の解析雨量で600ミリを超えた。県と同気象台は富士宮、沼津、富士、御殿場、裾野の各市と長泉町に土砂災害警戒情報を発令。これまでの大雨で地盤が緩んでいるとして警戒を呼び掛けた。  降り始めから1日午後4時までの降水量は静岡市葵区井川が320・0ミリで、6月1カ月間の平年値(367・9ミリ)に迫った。伊豆市は287・5ミリ、川根本町は257・5ミリを観測した。天竜川下流は一時、氾濫注意水位に達した。  県のまとめでは、島田や伊豆、松崎など8市町で最大63カ所の避難所が開設され、38世帯47人が避難した。崩土や倒木の影響で、藤枝市と静岡市葵区の県道3カ所で通行止めが続いている。けが人や家屋などの被害の報告はないという。  鉄道は一部で乱れた。大井川鉄道本線が川根温泉笹間渡駅付近の崩土などを受けて上下線で各8本の運転を休止し、約350人に影響が出た。井川線は終日、運休した。JR飯田線も水窪駅|天竜峡駅(長野県)間で運転を見合わせた。 2日の県内は高気圧に覆われ、日中はおおむね晴れる見通し。

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(2020/07/01)