医療従事者への差別的言動…当事者の家族が語る「報道以上に偏見・差別を受けていたような話を聞いた」(TOKYO FM+)

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やしろ:一時期言われていた、コロナ対応をする医療従事者の方々への偏見や差別というのは、実際にあったのでしょうか。 匿名さん:うちは子どもが3人いて全員小学生より上なのですが、学校が休校になったので、テレビで報道されているような「保育園を断られる」とか、「学校でいじめられる」というのはありませんでした。 詳しくは言えないですけど、病院に勤めているみなさんはそういった報道以上に、偏見・差別は受けていたような話は、ちょっと耳には入ってきました。 やしろ:僕の知り合いの医療関係の方々も、近くのお店の方に「あまり来ないでください」みたいなことを言われてしまった、と。なぜというと、お店の方は気にしていないのですが、お店に出入りしているお客さんがお店の方に言うらしいですね。「あそこの病院で働いている方が来ているから行きづらい」とかお店に言うらしいんですよ。 匿名さん:……正直あるでしょうね。 やしろ:それを聞いてすごく悲しい気持ちになりましたし、本当にリスクが高いなか責任感・使命感を持って取り組んでいる人たちがいて、もし第2波が来たとして、医療関係の方が辞めてしまったり家族が偏見に遭ったから辞めたとか、金銭的な補助がなかったり、そんなことで医療が仮にでも崩壊に近い状態になってしまったときには、国としてやりようがないですもんね。 匿名さん:機械ができる仕事ではないので、生身の体でリスクを背負って頑張ってもらっているからこそ、それでやっと今の状況が守られていると思います。 やしろ:そうですね。偏見をしているつもりはなくて(差別)してしまっている人も、なかにはいらっしゃると思うんですよね。でも、すごく嫌な言い方になりますが、その方々も1歩冷静に立ち止まって、ご自身や大事な人が感染したときに、どこで診てもらうんですか? と考えれば、わかることだと思うんですよね。 匿名さん:1回、そういったところを想像してもらえれば、そのような偏見も減っていくかな、とは思います。 誰かがやらなきゃいけない仕事ですし、医療従事者は家族に対するケアがないと、誰もできなくなってしまいますので。東京に限らず、日本を守るために、命がけでやってくれる人を守っていただければと思いますね。 やしろ:患者さんの治療に当たったり、経過を診てくださるっていうことは、最も核となる感染予防をしてくれているという

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(2020/07/01)