7月1日から有料化 静岡でも削減へ一歩(静岡放送(SBS))

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 7月1日から、スーパーやコンビニなど全国の小売店でレジ袋が有料になりました。プラスチックごみの削減に向けた義務付けです。  静岡市内のドラッグストアです。 <客>「レジ袋が有料ってことを忘れていたので、お願いします。2枚かな」 <店員>「大きいのを2枚でよろしいですか?」 <井端美彩子記者>「これまで無料だったレジ袋ですが、杏林堂では、このように袋の大きさや素材によって値段を変えて販売しています」  店では、5月下旬ごろから貼り紙や放送などで、レジ袋の有料化への理解を呼びかけていました。 <客>「他にも買い物をしてきて(エコバックを)使ってしまって、入りきらないので1枚買いました」、「(エコバッグは)毎日持ってます」 <杏林堂薬局マーケティング部 下嶋みちるさん>「男女ともにエコバックを持っているお客さんが多く、地域のみなさんの意識の高さを感じています」  大手コンビニ3社は、一部のサイズを除き1枚3円になります。  プラスチックごみの問題は、地球規模で深刻化しています。国連の報告書によると、日本人1人あたりのプラスチックごみの廃棄量は、世界2位の多さです。さらに2020年は、新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、家で食事をとる人が多く、レジ袋などのごみが増えています。静岡県産の旬の食材を使った料理店も、レジ袋の削減に積極的です。前の年に比べると売り上げが3倍になった家庭へのお弁当の配達では、袋を使わず手渡しすることも始めました。 <なすび 小林大起統括部長>「脱プラスチック時代と言われている中で有料化となって、使う使わないという判断は自分たちでできる。環境問題に少しでも貢献できれば」  環境省は、レジ袋の辞退率を現状の3割から倍の6割にする目標を掲げています。レジ袋の有料化は、私たちの暮らしを見直すきっかけになりそうです。

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(2020/07/01)