若者が移住したいグルメの町 福岡「糸島ブーム」を生んだ公務員(NIKKEI STYLE)

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この事業により「内閣府地方創生☆政策アイデアコンテスト2016年」の地方創生大臣賞を受賞した岡氏。華々しいスーパー公務員に見えるが、ここまでくるのに挫折や苦労も多かった。安易に入学した歯科大学ではモチベーションがあがらず、休学。公務員へと転身するも、仕事をじっくり教えてもらえる環境ではなく、その仕事ぶりに利用者から「税金の無駄」と投稿された。明日にも公務員を辞めようと何度も思ったそうだ。 だが、学生時代に「楽な道」を選んでしまった後悔、そして大学を中退したというコンプレックスが著者を突き動かした。公共経営に民間の手法を持ち込むためMBAに焦点を当ててからは、本業と勉強の二足のわらじを履いた。4年間かけて放送大学で学び大卒の資格を取得、続けてビジネススクールで2年学んだという。 著者が成功した理由を、MBAの知識だけに求めてはいけないのかもしれない。適性がないと悩んだり、うまく行かなくて落ち込んだり、遠回りした時間が物事に対する粘り腰で前向きな姿勢を生み出した。その泥臭さとスマートな経営学の知識とが合わさり、著者の能力が花開いたのだろう。明日の仕事への意欲をかき立てられる一冊だ。

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(2020/07/01)