北朝鮮が激怒した散布ビラ その“タブー”内容とは~辛坊治郎が解説(ニッポン放送)

【リンク先抜粋】
辛坊)やはりキーウーマンは金与正。金正恩氏の妹ですね。どうも金与正氏がリードして「軍事オプションが4つくらいあるぞ」と言ったことに対して金正恩氏が保留にした、というニュースなのですが、これを伝える新聞も面白いです。本当に金正恩氏がそれを決めた会合にいたのかどうかはわからない。けれども一応「北朝鮮の発表では金正恩が決めたと発表してますよ」というニュアンスで伝えた新聞もある。「金正恩がその場にいて決めたのだ」ということを断定している日本の新聞もある。北朝鮮発の大本営発表のようなものをどこまで信じるのかというなかで、それをまったく信じる形でその発表に関して一切疑いなく「金正恩委員長が決めた」とい書いた新聞が24日から25日の朝にかけてありました。そうではない新聞は「そういう会合が行われて、どうも金正恩氏が、軍事オプションのようなものを含め4つくらい提案があるようなものは、いまのところ保留にしましたという会議が行われて、その場に金正恩がいたと発表されていますが、本当にいたのかどうかはわかりません」と。おそらくこちらのほうが今の段階では真相に近いという。つまり金正恩氏の動向というのは断片的には伝えられて写真が出てきて「どこかの視察に行きました」というのはありますが本当に健康状態が執務に耐えられるような状況なのかはわからない。 執務に耐えられるという状況という見方によれば、爆破を主導したのが金与正氏で、ある意味悪役・ヒールの役割ををしていて、金正恩氏がなだめに回っていると。外に向けて、悪役と国際関係をきちんとしようという姿勢も両方あると見せながら外交交渉を行うカードにしているのでは、というのがひとつの一般的な見方です。 もうひとつは、金正恩氏が執務をできるような状況ではなく金与正氏が着々と権力継承に向けて動いていると。(金与正氏は)軍歴がないので何か大きなことを行わなければならない。金正恩体制に変わったときにいちばん最初に行ったとことで延坪(ヨンビョン)島砲撃事件というのがありました。「軍を掌握していてこれだけのことをやらせる権限があります」というようなことを内外に広くアピールするために砲撃した。今回は金与正氏が継承するに際して、連絡事務所の爆破というのは彼女が主導して行わせて4つの軍事オプションも含めて発表したのではないか、というような見方もあります。飯田さんはどう思いま

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(2020/06/30)