記録的大雨の恐れ 静岡県内、感染防止策講じ避難所開設(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 静岡県内は30日、南からの暖かく湿った空気で梅雨前線の活動が活発になり、各地で激しい雨が降った。1日午後6時までの24時間の降水量は多い所で400ミリに達する見込み。記録的な大雨となる恐れがある。静岡地方気象台は浜松市や川根本町など県内各地に大雨警報を発令し、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒を呼び掛けた。  30日午前4時の降り始めから同日午後8時までの降水量は、浜松市天竜区春野152ミリ、川根本町151・5ミリ、森町三倉151・0ミリなど。気象台によると、1日にかけて予想される県内の降水量は多い所で1時間70ミリの非常に激しい雨が降る所もある見込み。総雨量は多い所で500ミリを超える所もあるとみられる。  島田市は山間部での土砂災害に警戒するため市内8カ所に避難所を開設し、周辺住民に自主避難を呼び掛けた。市立川根中では市職員3人が避難所を運営。新型コロナウイルスの感染防止策として、入り口に消毒液を設置したり、間隔を空けて畳や毛布を並べたりした。午後7時時点で避難者はいないが、市担当者は「安心して避難できる態勢づくりが大切」と話し、地元自治会と連絡を取りながら住民の状況把握に努めた。  静岡市や沼津市、西伊豆町などでも避難所を開設した。  大井川鉄道は島田市の家山―抜里駅間で倒木があり、同区間で運転を見合わせた。駿河湾フェリーは1日の全便欠航を決めた。静岡市葵区の市街地では夕方、傘を差したサラリーマンらが家路を急いだ。

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(2020/06/30)