中国鉄鋼最大手「ギニアの鉄鉱石鉱山」を開発へ(東洋経済オンライン)

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 それでも宝武鋼鉄が計画を進める背景には、近年の鉄鉱石相場の高騰がある。代表的な価格指標のひとつであるプラッツ指数の2019年の最高値は、鉄含有62%の鉱石1トン当たり120ドル(約1万2830円)を超えた。今年前半には新型コロナウイルス流行の影響で一時急落したものの、6月以降は再び100ドル(約1万690円)以上の高値圏で推移している。  中国は鉄鉱石の8割以上を輸入に頼り、世界の鉄鉱石貿易の7割近くを飲み込む「最大の買い手」だ。しかし、鉄鉱石の生産量はリオ・ティントなどの資源メジャー4社で世界の6割近くを握るのに対し、中国には300社を超える鉄鋼メーカーがあり、価格交渉力が弱い。そこで宝武鋼鉄は自ら鉱山開発に乗り出すことで、鉄鉱石の安定調達と資源メジャーに対する交渉力の強化を狙っている。

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(2020/06/30)