阪堺電車10月から230円に値上げへ(産経新聞)

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 大阪市と堺市を結ぶ阪堺電車を経営する阪堺電気軌道(大阪市)は30日、全線均一運賃を現行の210円から、250円を上限として値上げできるように、近畿運輸局に申請したと発表した。認可されれば10月1日から230円とする方針。以降の改定時期については未定としている。  同社によると、阪堺電車の運賃は、平成22年に始まった堺市からの財政支援により、23年1月に改定。それまで最高290円だった運賃を、全線均一200円とした。その後、消費税の税率アップを受けて27年2月に均一運賃を210円に値上げしていた。  財政支援は今年9月までの10年間で50億円。この支援が終了することから、同社は今回の値上げ申請に踏み切ったとしている。阪堺電車の運営は財政支援を含めても赤字で、支援なしで黒字にするには250円にする必要があると試算。しかし、「上げ幅が大きく、利用者の負担になる」との判断から、当面230円にするとした。  一方、定期券は、距離に応じて月額7050~1万2360円の4段階ある現行の方式から、月額9660円の均一価格となる。65歳以上を対象にした1回100円で乗車できる「おでかけ応援」や、阪堺電車と接続する南海バスに1日何回でも乗車できる「おもてなしチケット」は維持される。

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(2020/06/30)